ディスカウントストア大手のドンキホーテ

ドンキホーテはディスカウントストアの大手で、ドンキホーテを含むPPIHの連結営業利益は前の年よりも伸びて630億円を達成しています。営業利益でローソンを上回ったことで小売業界では5位になります。ディスカウントストアとしての大胆な値下げにより集客を拡大し、総合スーパーのユニーを完全子会社化して会社の規模がさらに多くなっています。ドンキホーテは外国人観光客にも人気があり、インバウンド消費も好調です。社長の大原孝治は優れた経営者で、メディアにもよく登場します。ドンキホーテHDは2019年に入ってから商号がPPIHになっていますが、日本だけでなく環太平洋地域において有力な企業に発展するために商号を変更しています。さらに、大原孝治が経営するPPIHは、大手ディスカウントストアのドンキホーテをはじめホームセンターや総合小売業の運営も行っています。ユニーを完全子会社化したことも大きな話題です。PPIHは海外進出にも積極的で、特にアジアの店舗開発に力を入れています。新しくオープンしたシンガポールの店舗は大好評で、多くの人が買い物に訪れます。シンガポールでは、日本製の食品を気軽に試すことができる焼き芋やアイスクリームなどを販売しています。特に焼き芋は人気があり、行列ができるほどです。アメリカのカリフォルニアでは日本の雑貨や輸入食品を扱う店の出店を進め話題を呼びます。ドンキホーテで有名なPPIHですが、このように国内外で様々なタイプの店舗を生み出しています。